トイレがつまった時にラバーカップで作業したが直らない

トイレつまりラバーカップで直らない

トイレがつまった時に頭に浮かぶ道具がラバーカップでしょう。一般的にはシュポシャポなんて言ったりします。このラバーカップですが、どんなトイレのつまりにも対応出来るとは限らず、特に軽度のつまりにその威力を発揮してくれます。では、どんなトイレのつまりにラバーカップが適しているのか、反対にラバーカップでは通用しないトイレのつまりとはどんなつまりなのか、こちらについて紹介したいと思います。

ラバーカップで直せるトイレのつまり

トイレットペーパー
トイレ用お掃除シート
ペットの排泄物
大量の排泄物
*あくまでも軽度のつまりに限ります。

ラバーカップで直せないトイレのつまり

.1度に大量のトイレットペーパーを流した
.トイレ用お掃除シートを3から4枚以上1度に流した
.便器に携帯電話を落とした
.雑巾、タワシ、歯ブラシなどをトイレに流した
.子供のオモチャをトイレに流した
.オムツ、ナプキン類などトイレに流した
.尿検査カップをトイレに流した

基本的に固形物、異物をトイレに流し、つまりを起こした場合にはラバーカップで直せないつまりになります。

1-1 、トイレのつまりをラバーカップで直せる場合

上記にも紹介しましたが、トイレをつまらせた原因と状態によってラバーカップでの作業が適しているパターンと、そうでないパターンがあります。しっかり見極めてから自力で作業するようにしてください。
また、いろいろな直し方を追加して使い分け、ラバーカップを使うと効果が高まります。

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トイレットペーパーを使い過ぎてトイレをつまらせた場合

トイレットペーパーも軽くつまっただけでラバーカップを使い簡単に直る場合は、便器の穴にラバーカップのゴムをフィットさせ、上下に数回押したり引いたりすると、つまりは解消出来るでしょう。しかし、この作業を数分間繰り返しても直らない場合には、軽度のつまりではないので、別の方法が必要になります。
[追加作業]
ラバーカップだけでトイレのつまりが直らない場合には、追加で作業を行ってみてください。 まず、自宅にあれば重曹をひと握り便器の穴に入れ、熱いお湯を入れます。60度から70度くらいのお湯を入れます。これでラバーカップを使い押したり引いたりすると中度のトイレットペーパーつまりであれば解消出来るでしょう。

*ここまで作業をしても、まだトイレのつまりが解消出来ない場合には専門の業者に依頼して下さい。自力での解消は難しいです。

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トイレ用お掃除シートでトイレがつまった場合

トイレ用お掃除シートは一般的なトイレットペーパーと比べると、水に溶けにくいので、ラバーカップの作業時間は少し長く行う必要があります。便器の穴にラバーカップのゴムをフィットさせ、上下に押したり引いたりすると解消出来るでしょう。しかし、この作業で直らない場合には追加で作業を行う必要があります。
[追加作業]
熱いお湯60度から70度前後と重曹ひと握り程度、薬剤ではppスルーなどを使ってラバーカップで作業をすればお掃除シートのつまりを解消出来るでしょう。

*ここまで作業を行ってもトイレのつまりが解消出来ない場合には、専門の業者に依頼して直してもらうことをオススメします。

[まとめ]

基本的にラバーカップの圧力はそれほど強くなく、軽度のつまりに効果を発揮する道具になります。したがって重度のつまりにはラバーカップでは通用しないでしょう。
ラバーカップの作業で5分から10分前後で直らない場合には、あれこれ追加して作業を行ってみてください。重曹とクエン酸、酢と熱いお湯、時には薬剤などを便器に流しラバーカップを使い作業していけば、つまりを解消出来る確率は高くなります。

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