トイレのつまりが寒さにより起きた時の対処法

冬場の寒さでトイレつまりが起きた時の対処法

2014年から2018年は寒波の年と言えるでしょう。関東地方では、東京都心にて1969年以来45年ぶりに積雪が25cmに! 埼玉の熊谷では60年ぶりに積雪40cmを、千葉では観測史上最大の積雪30cmを記録。また仙台市においては、積雪35cmという昭和11年2月以来、78年ぶりの積雪を記録。東京の練馬区、板橋区では−7度、−9度も記録した。このように年々加速している寒波と温暖化。これにより一般家庭の排水管のつまりも増えている傾向にあります。とは言え寒さでトイレがつまった時の対処法はなかなか知らないと思いますので、紹介したいと思います。

1、トイレの水が凍り詰まっていた時の対処法

あまりにも寒くてトイレの水が凍ってしまった。おまけにトイレも詰まってしまった。こんな時に思い浮かぶのはバナナで釘が打てます。ではなく、とりあえず熱いお湯を入れたら簡単な話しだと思っていませんか?それは間違えです。キンキンに冷えた便器に熱いお湯を入れてしまうと、便器は陶器なので、割れたりヒビが入ったりしますので、良い対処法とは言えません。適切な対応としては、40度前後のお湯をバケツに一杯ゆっくりと便器に流し入れたら良い対処法と言えます。トイレのつまりが直らない場合には、重曹とクエン酸などを使うと効果は高まります。

その後、いつもと変わらずトイレを通常通り使用しても問題ありません。

2、寒さによりトイレがつまった場合の対処法

基本的に寒さによりトイレがつまることは、集合住宅、戸建て住宅においてもほとんどありません。もし寒さが原因でトイレがつまるとするならば、室内の温度がマイナス5度以下にならないと起こらない現象です。家の中が、マイナス5度以下で生活している方はまずいないでしょう。それでも寒さによりトイレがつまったならば、家の外にある排水管に、なんらかのトラブルが起きた可能性が高いです。戸建て住宅であれば、家の外に出て排水管の丸い蓋〔マスの蓋〕を開けて確認してみること。寒さにより排水管の水などが凍っていたら、60度前後のお湯を流し入れ、固まりを溶かしてください。その後、トイレを通常通り使用しても問題ありません。

[寒さにより実際に起こった事例         

ここで寒さにより実際に起こったトイレのトラブルを紹介したいと思います。冬場の出張の為、10日間ほど留守にして帰宅すると、トイレが使えない?トイレのレバーも回らないし、水も出ない?慌てて業者に依頼すると、寒さでトイレのタンク内に入っている水が凍ってしまい水が流れない状態。しかも便器にいつも溜まっている水も凍っていた。来て頂いた業者さんにお願いして40分ほどで使える状態にしてもらいました。

寒さでトイレが使えない時の簡単な対処法

寒さでトイレが使えない場合には、まず部屋の温度を上げることにあります。次に、ぬるいお湯(40度前後)を使い、あまりいっきに便器を温め過ぎず、ゆっくりと便器に流し込み作業しましょう。☆いきなり熱いお湯を便器に流し入れると、便器にヒビが入ったり、割れてしまう恐れがありますので、注意しながら作業を行ってください。

まとめ

近年では、温暖化の影に氷河期が来る?とか、2014年からはフォトンベルトに突入した地球は氷河期に向かっていると、独立系の研究機関では話題になっています。これからの冬場のシーズンでは、寒さでトイレの水が凍って流れないトラブルも増えてくるかもしれません。豆知識として、覚えておいた方が良いかもしれないですね。

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