トイレのつまりに洗剤や洗浄剤で直せるか

トイレのつまりに洗剤や洗浄剤が効くのか
正しい知識と対処法

トイレがつまった時に、専用の道具が家内にない場合には、ちょっと焦りますよね。
何か家内にあるものを使ってトイレのつまりを解消できないものか。そんな時に、知っておくと役立つ情報があります。他のページでも紹介していますが、重曹、クエン酸、お湯、ハリガネなどがある場合には、これらを使ってトイレットペーパーなどのつまりを解消させる方法はお伝えしましたが、もっと身近なもkでトイレのつまりを解消させる方法があります。それは食器用洗剤や洗浄剤になります。これらの正しい知識と使い方を紹介しましょう。

1、トイレのつまりを食器用液体洗剤を使って解消させる方法

食器用洗剤でトイレのつまりを解消できるのか、答えはYESできます。しかし、すべてのトイレつまりに効果がある訳ではありません。トイレットペーパーの使い過ぎ、大量の排泄物によるつまり、トイレ用お掃除シート、これくらいが食器用洗剤でつまりを解消できる内容になります。

1-1 、食器用洗剤と洗浄剤の性質

まずは食器用洗剤の特徴と洗浄剤とは、洗浄の主作用がアルカリ剤、酸剤、および酸化剤のように界面活性剤以外の化学的な作用により汚れを落とすものをいいます。
[注意点]

洗浄剤、洗剤などをトイレのつまりに使用されることはおススメですが、何でもかんでも混ぜ合わせてトイレに流してはいけません。他の液剤とまぜることにより、有害な塩素ガスを発生させるものは、容器正面に『まぜるな危険』の文言を表示し、区別しています。 化学反応が起きることで、有毒ガスが発生し、人体に有害なものを発生させますので、取り扱いには充分に気をつけて作業を行ってください。

1-2、トイレのつまりを食器用洗剤で解消させる手順

それでは具体的な手順に入ります。用意するもの、食器用洗剤、60度前後のお湯。
はじめの手順としては、便器内になみなみに溜まっている汚水がある場合には、あらかじめバケツなどにすくいだしておきましょう。便器内の水位が下がっていたら、およそ100cc前後の食器用洗剤を入れ、次に60度前後のお湯を鍋に一杯ほど便器に流し入れます。30分から1時間くらい放置したら、トイレットペーパーのつまりくらいであれば自然と解消しているでしょう。洗剤100ccは少し勿体無い気もしますが、洗剤は購入しても300円前後。業者に依頼したら8000円前後の費用がかかるので、まずは食器用洗剤とお湯の作業を自力で試そう。

2、トイレのつまりに洗浄剤も効くのか

洗剤とは少しばかり違いますが、もしも近くに薬局がある方は、そこで購入できるトイレ専用の洗浄剤の使用もオススメです。購入しても数百円です。特にアルカリ性の洗剤であれば、トイレットペーパーや排泄物だけでなく、髪の毛や吐瀉物さえも溶かす効果を発揮できるものがあります。他にも酸性や中性の洗浄剤がありますが、トイレ詰まりそのものを解決するのには向いていませんので、アルカリ性洗剤を使用しましょう。使用方法は、説明書や裏書きを参考にした方が良いです。
また、アルカリ性の洗浄剤は刺激の強い薬品であるため、取り扱いには充分に気を付けましょう。

2-1、トイレのつまりで洗浄剤を使って解消させる手順

洗浄剤を使用してトイレのつまりを解消させる手順は、食器用洗剤の時とほぼ同じ手順になります。便器内に汚水がなみなみに溜まっていれば、あらかじめバケツなどにすくいだしておきましょう。いつも通りの水位になったら、洗浄剤を入れて、あとは60度前後のお湯を入れ30分前後で自然とつまりが流れ出して行くはずです。この作業でつまりが自然と流れない場合には、ビニール袋に手を入れて、手が汚れないようにして便器の穴を少し押してあげれば流れます。

まとめ
食器用洗剤や洗浄剤で、軽度のトイレつまりであれば解消できることがわかったと思います。洗剤、洗浄剤は購入してもコスパ的にも良いし、一度は自力でトライしてみる価値ありのマメ知識かと思います。
ただ、紹介した内容ですら、トイレのつまりが解消できない場合には、プロの水道事業にいち早く依頼されることをお勧め致します。

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