トイレのつまりを掃除中に起こす いくつかのパターンとその対処法
トイレを掃除中に、誤って掃除道具を流してしまい、トイレがつまってしまった。実際に、このような依頼や事例も10年前よりかなり増えています。理由はインターネットの普及によって週末、休みの日にネットで調べながら自力で作業する人が増えた為です。そんな近年に増えたトラブルの中でも最も多い依頼が掃除中に道具を排水管に流してしまうトラブルです。掃除する時の道具と言えば、雑巾、タワシ、洗剤、トイレブラシなどが一般的です。そこで、これらの掃除道具をトイレに流してしまった時の対処法を紹介したいと思います。
1、トイレの掃除中に道具を流してしまうパターンと対処法
1-1 、トイレの掃除をしていたら、間違って雑巾を流してしまった時の対処法
便器を掃除していたら、掃除を流してしまいトイレがつまってしまった。こんな時の対処法は、まず絶対に数回水を流さないこと、次に便器の穴に手をできるだけ奥まで入れて、手で掴んで雑巾を取り出します。もし穴に手を入れても雑巾がない場合には、真空式パイプクリーナーの圧力で吸い上げます。(真空式パイプクリーナーはホームセンター、ネットなどで1500円前後で購入できます)便器に水が入っている状態で、真空式パイプクリーナーの先に付いているゴムを便器の穴に押し当て、グリップを一気に引っ張ります。この動作で水と一緒に雑巾が穴から出てきます。
1-2、トイレの掃除をしていたら、タワシ、トイレブラシを流してしまった時の対処法
掃除道具と言えばタワシ。このタワシが意外とうっかり流しやすいアイテムです。便器を掃除する時には必ず使うトイレブラシ、気合いを入れ過ぎてうっかり棒の先端に付いてるブラシを流してしまった。こんな依頼もよくあります。では、万が一ブラシ、タワシなどトイレに流してしまい、トイレをつまらせてしまった時は、どのような対処法をすればよいものか紹介します。便器の穴に手を入れて流したタワシが掴み出せなければ、自力での作業はここまで。後は便器を外して、便器の裏側の穴から取り出すしかありません。洋式トイレの脱着作業の経験がない方は、無理せずプロの水道業者に依頼しましょう。
1-3、トイレの掃除をしていたら、洗剤のキャップ、歯ブラシを流してしまった時の対処法
このアイテムも意外と依頼の多いものです。洗剤のキャップ、どうやら掃除中になんらかのタイミングで流してしまうらしい。では対処法は真空式パイプクリーナーで吸い上げるとキャップが取り出せることもあります。便器に少し水を溜めて真空式パイプクリーナーの先端ゴムを穴に押し当て一気にグリップを引けば吸い上げます。この作業を数分行ってもキャップが取り出せない時には、便器を外し反対の穴から取り出すしかありません。便器を脱着した経験のない方は、プロに依頼しましょう。
まとめ
年末年始には、大掃除をする方も多いみたいで、トイレのつまり種類も雑巾、タワシ、洗剤キャップを流してしまったなどの依頼が増えます。トイレの掃除道具は大きめな固形物なので、便器に流してしまうと、そう簡単には取り出せなくなるパターンもあります。固形物を便器に流してしまった時には、便器の穴に手を入れて取り出せなければプロに依頼した方が良いでしょう。便器の脱着作業は、それなりのスキルと経験が必要になります。